ソロキャンプでオススメしている道具は「頑丈」「軽量」「小型」が特徴です。
実は「頑丈」「軽量」「小型」を備えるキャンプ道具は「登山用」であることが多いです。
キャンプのために道具揃えていけば、少し買い足すと登山もできます。しかも登山のベストシーズンは、キャンプ場激混みの「夏」!
夏の登山は、キャンプでは味わえない「達成感」と「絶景」に溢れています。運動不足解消にもなるとくれば、灼熱の窮屈なキャンプ場に行くより、開放感最高で涼しい「山」へ行きませんか??
ソロ登山の魅力
7時間かけて登った山頂で「達成感」を感じながら眺める景色は本当に最高です!
登る山によりますが、7時間も登ると標高3000メートル前後になると思います。この高さから、自分が登ってきた道とミニチュアみたいな町を眺めていると、自分が何かスゴイことをしたような達成感が湧いてきます。
また、山中に一泊して山頂からの星空や日の出は、最高に綺麗で登山にハマるきっかけになること請け合いです!!
さらに、運動不足解消のおまけ付きです。
ダイエットで挫折する原因の一つに「目標を高めにしがち」というのがあります。目標を達成できないと「達成感」を感じることもできず、だんだん飽きてきます。
でも!登山であれば、一座登るごとに達成感を得られるので、飽きずに続けることができますよ!!
運動不足?カラダが鈍った?なら山に登ろう!
最近怠け気味で運動不足のそこの貴方!登山はゆっくり歩いて登るので、鈍ったカラダには丁度よい運動になりますよ!!
3時間ほどかけて、ゆっくりペースの登山でも1500〜2000Kcal程度消費します。
ジョギングだと2時間半程度走り続けないと消費されない運動量ですが、ゆっくり登山3時間とジョギング2時間半だと、登山の方がまだ頑張れそうじゃないですか?
ただし、急坂の登山はほんとにツライです。。。山選びは慎重に。
注意すべきなのはダイエットのために、食べる量を減らしたり抜いたりして、登山に行くのは「厳禁」です。詳しくは、後述します。
いつ行こう?どの山に登ろう?全部、自由だ!!
全て「自由」です。いつ登るのも、どの山を登るのも、登山中も辛かったら引き返すのも自由です!!
登山はやはり晴れた日に登りたいのですが、仲間との登山だと日程調整した日が晴れるとは限りません。
グループ登山は、最も初心者に合わせて計画するので、初めて登山する人にはオススメですが、慣れてくると物足りない山だったり、登りたい山になかなか登れなかったりします。
グループ登山も楽しいですが、ソロ登山の「自由」を謳歌するのも楽しいですよ!ただし登山における「責任」も自分で全て背負うことになるので、しっかり準備しましょう!!
空気はウマイし、頂上から眺める景色は別格!!!
登山中はあまり感じませんが、山頂で一息つくと空気が澄んでいることに気付きます。さらに自分が登ってきた道をみると、長い道を登ってきたことに気づいて、達成感が湧いてきます。
流石に標高2000メートルを超えると空気が薄いので、ちょっとだけ息苦しくなりますけどね。
また山小屋やテント泊で眺める星空はびっくりするぐらい綺麗です。思わず写真撮ってみたのですが、写真撮影の技術が低くて伝わらなくて申し訳ないです。。。
ぜひ実際に登って自分の目で星空を眺めに行ってください!
ソロ登山で気をつけるべきこと
楽しい登山ですが、準備を怠ると命の危険に晒されます。必ず次の3つは必ず守って!!
登山届は必ず提出
登山届けは必ず提出して、下山後は下山届けを提出しましょう!
登山届けは、万が一行方不明になった場合に警察などの捜索隊が参考にする資料になります。
提出は、登る山の管轄している警察署もしくは、登山道の入口に登山届け提出用のポストが設置されているので、そちらに投函すればいいのですが、届け用紙が無かったり、書くのが面倒だったりします。
最近はネットで登山届けと下山届けが提出でき、過去のデータも残しておけるので非常に便利ですよ。
https://www.mt-compass.com/(使い方動画:https://www.mt-compass.com/movie.php)
絶対に無理をしない
「予定より遅れてるしヘトヘトでツラいけど、頂上目前だから頑張って登る!」などと登山において、根性論はNGです!
下山もかなり体力を消耗します。また、日が落ちるのが早いので予定より遅れていると真っ暗闇のなか下山するハメに陥ります。夜の山ってホントに怖いですよ。。。さらに遭難の危険性も高まります。
ソロ登山で頼れるのは自分だけです。例え頂上目前でも、少しでも無理しているようであれば、引き返す勇気を持ちましょう!山はずっとそこにあるので、また登りにこればいいんです。
食事はこまめに
空腹状態で登山していると「シャリバテ」や「ハンガーノック」と呼ばれる、一歩も動けなくなる状態に陥る場合があります。
シャリ(ご飯)が足りなくてばてる。極度の低血糖状態なので、気合でなんとかなる状態ではないです。これが、ダイエットのためだと言ってご飯抜き登山が「厳禁」な理由です。
まず3食しっかり食事をとること。さらに、登りながらでも食べれて高カロリーな「行動食」をこまめに取ること。を守ってください。
行動食は、ナッツやようかん、カロリーメイトなどなど
頂上や山小屋での食事も登山の楽しみの一つです。大丈夫です。登山中の食べ過ぎでは太りません。食べた分はしっかり消費されるので、しっかり食事を取りましょう!
さぁ「山」に登ろう!!
次の休みが晴れていたら、リュックサックにペットボトルとおにぎりと念のためカッパも入れて、運動靴と動きやすくて汚れてもいい服装に着替えたら、近所の標高1000メートル未満のなだらかな山に挑戦してみましょう!
1000メートル未満でも普段住んで見慣れた街が、きっと少し違って見えますよ。
2時間3時間の登山で足腰鍛えていけば、いつの間にか7〜8時間の登山にも行けるようになります。
さらには、日本最高峰の富士山や標高3000メートル級の山々が連なるアルプス山脈の縦走などなど、さぁ山に登ろう!!