最近、キャンプなどのアウトドアがブームになっています。おかげで、各アウトドアメーカーは新商品どんどん出しており、キャンプ場もあちこちで整備されています。
そんな中、一人様ブームも相まって、「ソロキャンプ」も人気になりつつあり、キャンプ場でも「ソロキャンププラン」を用意してくれているところも増えています。
このブームの乗っかり、ソロキャンを始めた、まだまだ初心者な「ソロキャンパー」である私が、ソロキャンの楽しさから、揃えるべき道具、お試しで始める方法をご紹介します。
上の写真は、私が初めてソロキャンしたときに撮った写真で、まだまだ道具も揃えてなく、薪を買うのも忘れ、割り箸を燃やして焚き火してました(笑)
ソロキャンプって楽しい?
ソロキャンプ=「自由」です。これって最高に楽しい条件だと思いませんか?
「あ、明日晴そう」で日程を決めたり、キャンプ場に限らず、登山を楽しんで山頂でテント泊もOK、目的地に向かう途中で道の駅に寄って、お酒とつまみを買い込む。
テントを張れば、あとは自由時間、他人に気を遣うこともなく、本を読むもよし、夜中に星を眺めながら、お酒を嗜むもよし、全て自由です。
さぁ「自由」を楽しみましょう!!
キャンプ道具って何が必要?
ソロキャンプの道具は「頑丈」「軽量」「小型」がオススメです。
リュックなどにパッキングしておけば、思い立ったらすぐに出発できます。バイクでのキャンプツーリングやさらに、登山のテント泊にも応用ができます。
車であれば、重たい道具も持っていくことも可能ですが、駐車場からテント場まで遠い場合、一人だと持ち運びが大変です。
「頑丈」「軽量」「小型」を兼ね揃える道具は高価ですが、長持ちするので、長い目で見れば、最もコスパがいいとも言えます。
「衣」「食」「住」を揃えよう
キャンプに最低限必要な道具を「衣」「食」「住」に分けて、ご紹介していきます。
「衣」
キャンプにオススメの服装やあれば便利な「衣」に関わる道具をご紹介します。
服装
「難燃性」の服がオススメです。
一般的に販売されているのは、ポリエステルなどの「化学繊維」の服です。これらは、焚き火などの火の粉がつくと、「溶ける」ので穴が開いてしまいます。
コットンやウールなどの「天然繊維」は火の粉が付いても、すぐに払えば穴は開きません。しかし、気づかないうちに火の粉がついているものです。
そこで、アウトドアメーカーから販売されている焚き火用の「難燃性」の服がオススメです。
モンベル | 「フエゴシリーズ」 |
スノーピーク | 「TAKIBIシリーズ」 |
グリップスワニー | 「FIRE SHIELD」 |
私は、モンベルのフエゴシリーズを愛用しています。やっぱり焚き火用なので、安心感があります。
しかし、ダメになってしまってもいい服であればOK! 私も最初はユニクロの古着で行ってました。
間違ってもお気に入りのおしゃれな服でキャンプに行かないように!!
ヘッドライト
ヘッドライトは必需品!
キャンプ場は基本暗いので、テントからトイレなどに行く際には、ライトが必要です。
しかし、懐中電灯やランタンは、片手が塞がってしまうので、両手が自由になるヘッドライトがオススメ
GENTOS | 「 LED ヘッドライト」 |
パナソニック | 「LEDネックライト」 |
私は、GENTOSを愛用しています。「ヘッド」ライトですが、首にかけて使っています。
GENTOSのライトは、角度調整ができるので、自分の少し前を照らしながら歩くことができるので、快適ですよ。
「食」
ここでは「食」に関わる道具をご紹介します。
カトラリー
「軽量」「頑丈」のものがオススメですが、スーパーなどで割り箸などでもOK!
「カトラリー」とは、箸やフォーク、スプーンなどのことです。スプーンとフォークで、十分ですが、やはり箸もあると便利ですよ
PRIMUS | 「カトラリーセット」 |
snow peak | 「和武器」 |
ダイソー等100円均一 | 「プラスチックカトラリー」 |
私も最初はコンビニの割り箸でした。
コンビニやスーパーで割り箸貰えば、タダ!最後は焚き火にいれてゴミも減りますよ。枝を削れば、アウトドア感は倍増です!!
オシャレなカトラリーが欲しい時の選び方は、プラスチック製やアルミ製、ステンレス製、高価ですがチタン製など、「軽量」を意識して選びましょう!
バーナー
「シングルバーナー」がオススメ!
「バーナー」とは家でいえば、「コンロ」のことです。「ストーブ」ともいいます。ちょっとお湯沸かしたい時でも、すぐに使えるので、便利です。
また、ガス缶がそのまま土台になる「一体型」、ガス缶からホースが出てる「分離型」があります。
一体型は軽量で、分離型は大型のクッカーに対応しているなどの特徴があります。
一体型 | ||
プリムス | 「フェムトストーブ」 | |
SOTO | 「アミカス」 | |
スノーピーク | 「ギガパワー マイクロマックス ウルトラライト」 | |
分離型 | ||
PRIMUS | 「ウルトラ・スパイダーストーブII」 | |
SOTO | 「FUSION Trek」 | |
スノーピーク | 「フラットバーナー」 |
私は、プリムスのフェムトストーブを愛用しています。
元々登山のために、最軽量クラスのストーブを揃えたのですが、火力は十分です。ダブルバーナーって重いんですよね。。。
登山まで流用するなら一体型がオススメですが、大きなフライパン等で凝った料理がしてみたいなら分離型がオススメ
「ランタン」とメーカーを揃えれば、いろんな種類のガス缶を買わなくてすみますよ!
焚き火でも料理は可能ですが、煤だらけで、あっという間にクッカーが汚れてしまうので、オススメしません。
クッカー
登山用の鍋やフライパンのセットになっているクッカーがオススメ!
「クッカー」とは、鍋やフライパンなどの調理器具のことです。ソロキャンプで大きい鍋やフライパンを持っていっても運ぶのが大変です。。。
まずは、鍋とフライパン一つずつ持つのが丁度よく、後々、薫製器やホットサンドメーカーなどをこだわりの道具を揃えていきましょう。
プリムス | 「イージークック・ミニキット」 |
スノーピーク | 「トレック・シリーズ」 |
コールマン | 「パックアウェイ・ソロクッカーセット」 |
私の愛用品は、プリムスの「イージークック・ミニキット」ソロ用は、小さめの鍋ですが、それでも様々な料理が可能です。
さらに、プリムスのフェムトストーブとガス缶(OD缶)を中に収納しておくことできるので、便利ですよ!
焚き火台
折りたたみ式の焚き火台がオススメ
キャンプするなら、「焚き火」は外せませんよね!「暖を取るため」「料理するため」「明かりのため」などありますが。。。
理由なんて要らないんです。キャンプするなら焚き火したくなるんです。ただただ火を、炎を、熾したいんです。
ただし、火の取り扱いには注意する必要があります。地面に直接、薪を焚べて焚き火することを「直火」と呼びますが、最近のキャンプ場では直火禁止の場所が増えています。
「直火」OKのキャンプ場もありますが、焚き火台があったほうが取り扱いは楽になるので、ぜひ揃えてください。
スノーピーク | 「焚き火台S」 |
ユニフレーム | 「ファイアスタンドII(2020年度限定品)」 |
笑’s | 「B−6君」 |
ボーッと火を見ながら、過ごすのもキャンプの楽しみの一つ。小さな焚き火台であれば、薪も少なくすみ、火も鮮やかです。
「住」
テントや寝袋など、キャンプを快適に過ごす道具をご紹介します。
テント
「軽量」な山岳用テント「二人用」がオススメです。
車で行くなら重いテントでもOKですが、大体テントは寝る時用です。そこまで、大きいテントは必要ありませんし、広いテントに一人って、ちょっと寂しさがあります。。。
基本的に「使用人数+1」用テントが快適に過ごせる基準になります。一人用テントは本当に狭い。。。
モンベル | ムーンライトテント 2型 |
スノーピーク | ファル Pro.air2 |
MSR | エリクサー2 |
私が愛用しているのは、スノーピークの「ラゴ1」
今は廃盤になってしまい、後継の「ラゴPro.air1」が発売されていますが、登山用に特化しているため、スノーピークのオススメは、「ファル Pro.air2」です。
夏場であれば、ハンモックだけで寝てる人もいますが。。。蚊とかに咬まれないのかな?まずは快適なテントで!
シュラフ
オールシーズン使うなら「軽量」「快適」を兼ね揃えるマミー型のダウンシュラフがオススメ。初夏〜秋口の平地のキャンプ場に行くなら安価な化繊シュラフがオススメでもOK
「シュラフ」とは寝袋のことです。夏場でも高度が高いキャンプ場だと夜は肌寒く、寝袋がないと快適に寝れません。
ダウン | ||
モンベル | ダウンハガー | |
ナンガ | オーロラライト | |
化繊 | ||
キャプテンスタッグ | キャンプアウト 洗えるクッションシュラフ |
私が愛用しているのは、ダウンシュラフのナンガ「オーロラライト」です。
軽くて、畳むとコンパクト、それでも暖かいのがダウンシュラフのメリットです。デメリットは比較的、高価
一方、化繊シュラフは安価で洗いやすいメリットがありますが、重くて畳んでもあまり圧縮されないので、かさばります。
また、寝袋を選ぶ際には、「使用温度」を確認してください。高度高めのキャンプ場に10℃前後用の寝袋だと、寒すぎて寝れませんよ
マット
「コット」がオススメです!
マットの紹介といいながら、オススメはマットではなく、「コット」んん?と思いますが、コットは、軽量なベッドのようなものです。
コットは高価でちょっと重めなので、オススメのマットやパッドもご紹介します。
コット | ||
サーマレスト | ウルトラライトコット | |
ヘリノックス | タクティカル コット | |
パッド | ||
モンベル | U.L. コンフォートシステム アルパインパッド | |
マット | ||
サーマレスト | クローズドセルマットレス Zライト |
快適、価格、重さ:コット>パッド>マットです。移動手段や目的地、お財布と相談して、最適なものを選ぶようにしましょう!
チェア
「頑丈」「軽量」「小型」を兼ね揃えるヘリノックスがオススメ!
ヘリノックスにも色んな種類があります。さらに、オプションパーツでさらに快適になりますよ!
ヘリノックス | |
チェアワン | |
チェアツーホーム | |
オプション「カプホルダー」 | |
オプション「ロッキングフット」 |
以前であれば、ALITE(エーライト)もオススメできたのですが、最近、入手性が悪くなってしまいました。撤退しちゃった?
キャンプ道具中、一番使う道具かもしれません。快適なチェアに座って、料理したり、焚き火をボーッと見たり過ごすのもキャンプの醍醐味の一つ、また自分にあったチェアが重要です。ヘリノックスに限らず、お店で座り心地を確かめて購入してください!
ランタン
「燃料式」と「LED式」を一つずつ持つのがオススメ!
テント内で燃料式を使うと一酸化中毒になる場合も。しかし、LED式だと光量が足らない場合もあるので、用途に応じて一つずつ持つのがオススメですよ。
燃料式 | ||
コールマン | ノーススター2500 LPガスランタン | |
ペトロマックス | ランタン HK500 | |
フュアハンド | ベイビースペシャル276 | |
LED式 | ||
スノーピーク | たねほおずき | |
コールマン | バッテリーガードLED ランタン |
ランタンの火には焚き火とは違った魅力があり、ゆらゆら優しい火を眺めながら過ごすのもオススメです。
ただし、燃料式をテント内で使用するのは危険なので、小さめのLED式ランタンを揃えておくと安全に過ごせますよ!
ソロキャンを楽しもう!
「レンタル」で、キャンプの楽しさを知ろう!
様々な道具をご紹介しましたが、全て一度に揃えると高額になってしまいます。
最近はキャンプ道具のレンタルも充実しているので、道具を借りて、ソロキャンプに出かけて見てはいかがでしょうか?
アウトドアレンタル「そらのした」 | 夏ソロキャンプセット |
アウトドア用品レンタルサイト「Lente」 | ソロキャンプセット「Coleman 」 |
紹介したキャンプ道具はほんの一部です。自分にあった道具を探すのもソロキャンプの醍醐味の一つですので、まずは自分にあったソロキャンプの楽しさを探してみてください!