アウトドアメシ

キャンプでお酒とおつまみを楽しむための料理道具〜ストーブ&クッカー〜

キャンプの楽しみは人それぞれだと思いますが、私の楽しみは「お酒とおつまみ」です!

焚火を見ながらお酒を飲むのは家で飲むお酒よりも格別です!

お湯割のために水を沸かしたり、料理したりに必須なアイテムの中でも、長年愛用している「PRIMUS」の「フェムトストーブ」と「イージークック・ミニキット」をご紹介します!!

PRIMUS「フェムトストーブ」

まずは、ストーブからのご紹介ですが、なぜ私がこれを選んだのかもご紹介して行きますね

PRIMUS(プリムス)?

PRIMUS

PRIMUS(プリムス):スウェーデンの燃焼器具メーカーです。

1892年に創業し、1953年には、世界初の量産型LPGガスこんろの生産を開始しており、100年以上の歴史を持っています。

高信頼のため、数多くの冒険家に愛用されており、1911年人類初の南極点に到達したロアール・アムンセンや1953年にエベレスト初登頂果たしたヒラリーとテンジンも使用していました。

色々書いてますが、なぜ「PRIMUS」を選んだのか。

それは「スウェーデン」ってだけでなんかカッコイイと思ってしまったから。。。

調べてみると歴史もあるし、値段も高すぎず、で選びました。

ストーブってなに?

こんろ

家で言うところの「こんろ」

色んな呼び方があり、バーナー、ストーブ、こんろ・・・、どれが正解かもよくわからんですが、アウトドア用としては、「ストーブ」が一般的なようです。

お湯を沸かせば、コーヒー、ウイスキーお湯割、カップラーメン、

簡単な料理もOK!

ストーブも色んなメーカーや種類がありますが、用途に応じて選ぶことが重要です。

P-115 フェムトストーブ

P115

重量

PRIMUSのストーブの中でも最軽量の「57g」です。

ストーブの他にガスカートリッジが必要になりますが、この軽さながら出力は十分です。

57gってどれぐらいかというと、鉛筆1本が約6gなので、ざっくり鉛筆10本分ほど。まだピンとこない方、大丈夫です。

このストーブが原因で荷物が持てないほど重くなる事は、ありません。

出力

出力は、この大きさで驚きの「2.5kW(2,100kcal/h)」!!

一般的なガスコンロの強火力最大が4.65kWほどなので、大体「中火」程度です。

ただ、使ってみると分かりますが、あまり最大火力では使う事はありません。

クッカーも小さいので、十分な火力です。

また、ダイヤルで火力の調整可能です。

燃焼時間

ガスカートリッジの(小)サイズ「IP-250」だと約80分ほど

PRIMUSのガスカートリッジは大きさ順に小型・小・大となっています。なんで小が二つあんねん。。。。

キャンプで煮込み料理するなら、煤汚れ覚悟で薪でやった方がコスパ的にはいいですね。

小型ガス IP-110 約35分
ノーマルガス・ハイパワーガス・寒冷地用(小) IP-250G/T/U 約80分
ノーマルガス・ハイパワーガス(大) IP-500G/T 約160分

選んだ理由

一番の理由は、「軽量」だったからです。

ストーブを選んでいた時はキャンプではなく、登山にハマっていたので、「頑丈」「軽量」「小型」でも特に「軽量」を重視して、探していました。

購入してから、5年ほど経過し、割と適当に扱っていますが、まったく壊れず、かなり満足できる買い物だったと思います。

ガスカートリッジの種類

ガスカートリッジ

大きさとは別に、春・夏用、オールシーズン用、寒冷地用があります。

ガス缶にはLPガスが充填されています。LPとは「Liquefied Petroleum Gas」 の略称で、日本語だと「液化石油ガス」。

要は、ガス缶の中は「液体」です。

液体を気化させて、燃焼させます。ただ春・夏用に充填されている「ブタンガス」の気化温度は − 0.5度と冬などの寒い時期には気化できず、燃焼できません。

オールシーズン用や寒冷地用には気化温度-42.1度のプロパンガ混合されているので、寒くても気化されて燃焼できます。ほんのちょっとお高いですが。

使用季節や用途に応じて選んでください。

ただ最初はオールシーズン使える小型ガスで十分です。​

春夏用 250G 500G
ノーマルガス(小):IP-250G ノーマルガス(大):IP-500G
オールシーズン用 250T 500T
ハイパワーガス(小):IP-250T ハイパワーガス(大):IP-500G
110
小型ガス:IP-110
寒冷地用 IP250U 注意書き
寒冷地用:IP-250U

寒冷地用には使用環境について記載したシールが貼られており、「はがすと使用条項に同意したものとみなされます。」と書いています。使用には十分に注意してください。

ただ寒冷地用は、「冬山登山」などに用いるので、キャンプ用に買う場合は、わざわざ高い寒冷地用を買う必要はありません。

吹きこぼれに注意

吹きこぼれに注意

クッカーに水を多めに張って、沸かすとすぐに吹きこぼれて、濡れてしまいます。そのストーブ、暫く使えませんよ。

ストーブの表面は非常に小さな穴が空いており、そこから気化されたガスが空気と混合されて出てきます。

濡れてしまうと、穴が塞がってしまい、ガスが出れなくなるので、暫く使えません。

乾けば使えるようになりますが、温かい食事は、暫くお預けです。

あれば便利なアクセサリー

ガス缶を安定させる「ガスカートリッジホルダー」

ストーブをガスカートリッジに装着して使用するので、ガスカートリッジがそのまま「台」の役割を果たしてくれます。

しかし、岩場などだとガスカートリッジだけでは安定しません。

もしバランスが崩れると、あなたは「ご飯抜き」です。非常食のカロリーメイトでも食べてください。

ホルダー付けると、安定して置くことができます。

折り畳み式でコンパクトになり、30gぐらいなので、持っておいて損はないのでは?

PRIMUS「イージークック・ミニキット」

ソロキャン、登山に使えるクッカー

収納例

軽量」「頑丈」+「ストーブと同じメーカー」がオススメ

ソロキャンや登山などでは、如何に荷物を減らすかが重要です。クッカーの中にガス缶やストーブを収納できれば、より荷物がコンパクトにまとめることができます。

ストーブ、ガスカートリッジ、クッカーを同じメーカーで揃えると、大抵は一纏めにできるように工夫されています。

肉と酒があれば満足で、焚き火台だけあればいいやって人もいますけど。。。一つは持っておくと便利ですよ。

イージークック・ミニキット

P-CK-K101

重量

ポット(鍋)大・小を合わせて「272g」です。軽い!

272g=鉛筆約45本分!分かりづらい。。。

これもストーブと同様、持ち運び可能重量への影響はほぼありません。

大きさ

大ポット:840ml、小ポット:485ml

小と大、重ねてパッキングできる大きさになっており、さらにPRIMUSのソロセットMやライテックトレックケトル&パンなどに収納することもできます。

日○カップヌードルに必要なお湯は300mlなので、小ポットでも十分です。

まずは、「イージークック・ミニキット」を買ってみる。その後物足りないなと感じたら買い足していくのがオススメですよ。

何が作れる?オススメレシピ

この「イージークック・ミニキット」で作れるレシピをご紹介

しようとしましたが、料理は適当に作っているので、「レシピ」なんてものはありません!

なので!簡単に作れる「棒ラーメン」とオススメレシピ本のご紹介です。

マルタイ・棒ラーメン

マルタイ棒ラーメン

なぜか登山に行くと必ず一人はこれを食べている気がします。

簡単、美味い、早いからだと思いますが、キャンプ飯としてもオススメ。

トッピングに、チャーシュー、煮卵、海苔、ネギを入れれば、キャンプ場でも簡単に激ウマラーメンを食べれます。

「あっさり醤油味」や「屋台とんこつ」などの基本から、ご当地シリーズに「博多とんこつ」や「長崎あごだし入り醤油」などなど、色々種類ありますので、ぜひ御賞味ください!

3ステップで簡単! ご馳走山料理(小雀 陣二 (著), 永易 量行 (写真) )

山料理

「山料理」と題名の通り、登山家向けですが、ソロキャンプにはうってつけの料理本です

登山もソロキャンプも荷物を減らす点は一緒で、食材を持っていく方法などのポイントアドバイス乗っていたりと、私も参考にしているレシピ本です。

山と食欲と私(信濃川日出雄 (著))

山と食欲と私

はい。また登山家向けです。

「山と食欲と私」はソロ登山女子が主人公で、山登りを題材にした漫画です。

登山よりも登山飯がメインなんじゃないかと思うほど、食べているシーンが多く、かつ、作り方も漫画なので、分かりやすいので、オススメのレシピ本?ですよ。

ストーブとクッカーを持って、出かけよう!

キャンプ始めたいけど、まだまだ道具が揃わない、時間が無くて、キャンプになかなか行けない。

それなら、インスタントコーヒーとストーブとクッカーを持って、近くの公園まで出かけましょう。

外でコーヒー作って、飲んでるだけでも、アウトドア気分に浸れますよ♪